こんにちは!いよいよSEO講座の最終回です。今回は、これまで学んできたSEO対策の効果を測定し、継続的に改善していく方法について学びましょう。しかも、無料ツールを使って行うので、コストをかけずに始められますよ。
なぜSEO効果測定が重要なの?
「SEO対策をしたけど、本当に効果があったのかな…」そんな疑問を持ったことはありませんか?SEO効果測定は、以下の理由で非常に重要です:
- 取り組みの成果を確認できる
- 改善点を見つけられる
- 投資対効果(ROI)を把握できる
効果測定をしないと、闇雲に対策を続けることになり、時間とリソースの無駄遣いになってしまう可能性があります。
無料ツールを使ったSEO効果測定
1. Google Analytics
Google Analyticsは、Webサイトのトラフィックを分析する無料ツールです。「でも、難しそう…」心配いりません。基本的な使い方は意外と簡単です。まずは以下の指標に注目しましょう:
- オーガニック検索からのトラフィック
- 直帰率
- 平均セッション時間
これらの指標が改善されていれば、SEO対策の効果が出ていると考えられます。
2. Google Search Console
Google Search Consoleは、検索エンジンからの視点でサイトのパフォーマンスを確認できるツールです。主に確認すべき項目:
- クリック数と表示回数
- 平均クリック率(CTR)
- 平均掲載順位
「クリック率って何?」クリック率(CTR)は、検索結果に表示された回数のうち、実際にクリックされた割合のことです。例えば、1000回表示されて50回クリックされたら、CTRは5%になります。
3. SimilarWeb(無料版)
SimilarWebの無料版を使えば、競合サイトの分析もある程度可能です。「競合を分析して大丈夫なの?」はい、問題ありません。むしろ、競合分析は重要なSEO戦略の一つです。SimilarWebでは以下のような情報が得られます:
- 総訪問数の推移
- トラフィックソースの内訳
- 人気ページ
これらの情報を自社サイトと比較することで、改善のヒントが得られるでしょう。
SEO改善のためのPDCAサイクル
効果測定だけでは不十分です。継続的な改善が重要です。そこで役立つのがPDCAサイクルです。P(Plan):計画を立てる
D(Do):実行する
C(Check):効果を測定する
A(Act):改善する「PDCAって難しそう…」大丈夫です。簡単な例で説明しましょう。
- P:「ブログの記事を週1回投稿し、オーガニックトラフィックを10%増やす」という計画を立てる
- D:実際にブログを書いて投稿する
- C:1ヶ月後にGoogle Analyticsでトラフィックを確認する
- A:結果を踏まえて、投稿頻度や内容を調整する
このサイクルを繰り返すことで、継続的な改善が可能になります。
まとめ:継続は力なり
SEO対策は一朝一夕では結果が出ません。しかし、地道に効果測定と改善を続けることで、確実に成果を上げることができます。「毎日チェックする必要がある?」いいえ、そこまでする必要はありません。例えば、月に1回「SEO効果測定の日」を決めて、各ツールをチェックする習慣をつけるだけでも十分です。これで10回にわたるSEO講座は終了です。ここまで学んだ知識を活かして、ぜひ自分のサイトのSEO改善に取り組んでみてください。がんばってください!