【SEO第4回講座】内部SEO対策の基本 – サイト構造、メタタグ、URL最適化

初心者向け!SEO対策全10回講座

「内部SEO」ってパッと聞いてどういうことがあまりイメージしにくいですよね。
内部SEO対策とは、自分のウェブサイト内で行うSEO施策のこと。
具体的に見ていきましょう。

内部SEO対策とは?

主に以下の3つの要素に焦点を当てていきます。

  1. サイト構造の最適化
  2. メタタグの最適化
  3. URLの最適化

サイト構造の最適化

Yuko
Yuko

サイト構造とは、ウェブサイト内のページがどのように配置され、内部リンク(のちほど説明します)されているかということです。

なぜサイト構造が重要なの?

適切なサイト構造は以下の利点があります。

  1. ユーザーが欲しい情報を見つけやすくなる
  2. 検索エンジンがサイトを理解しやすくなる
  3. 重要なページの検索順位を向上させやすくなる
Yuko
Yuko

簡単に言うと、適切なサイト構造を作ることで、あなたが特に注目してほしいページが検索結果で上位に表示されやすくなるんです。
これは、サイト内のリンク構造によって、それらのページの重要性を検索エンジンに伝えることができるからなんです。

理想的なサイト構造

理想的なサイト構造は、ピラミッド型になっています。

  1. トップページ
  2. カテゴリーページ
  3. サブカテゴリーページ
  4. 個別ページ

ふむふむ、でもどうやって作るの?

WordPressを使っている場合は、自然とこの構造に近づけることができます。
以下のような構造が自然と作れてしまいます。詳しくは、こちらの記事でご紹介しています。

内部リンクを適切に配置する

内部リンクとは、自分のウェブサイト内の他のページへのリンクのことです。
例えば、ブログ記事Aから関連する別の記事Bへのリンクを張ることを指します。

上記で説明した「なぜサイト構造が重要なの?」と重複する点はありますが、内部リンクには以下のような利点があります。

  1. ユーザー体験の向上:
    読者が関連情報を簡単に見つけられるようになります。
  2. サイト構造の強化:
    検索エンジンがサイトの構造を理解しやすくなります。
  3. ページの重要性の伝達:
    特定のページに多くの内部リンクを張ることで、そのページの重要性を示すことができます。
  4. クロール効率の向上:
    検索エンジンのクローラーがサイト内のページを見つけやすくなります。

内部リンクを適切に張るコツ:

  • 関連性のある内容同士をリンクする
  • 自然な文脈でリンクを挿入する
  • リンクテキスト(アンカーテキスト)に適切なキーワードを使用する
  • 重要なページには複数の内部リンクを張る

なるほど。でも、どのくらいリンクを張ればいいの?

Yuko
Yuko

リンクの数に絶対的な基準はありませんが、1つの記事に5〜10個程度の内部リンクを張るのが一般的です。
ただし、無理にリンクを増やす必要はありません。自然に読者の役に立つと思われる箇所にリンクを張るようにしましょう。

メタタグの最適化と適切な見出し

メタタグとは、ウェブページの情報を検索エンジンに伝えるためのHTMLタグです。
主に以下の3つが重要です。

  1. タイトルタグ
  2. メタディスクリプション
  3. 適切な見出し(H2, H3など)の使用

タイトルタグの最適化

タイトルタグは検索結果に表示されるタイトルです。最適化のポイントは3つ。

  • 重要なキーワードを含める
  • 文字数は40〜60文字程度に
  • 具体的な記事の内容が想像できるタイトルにする

具体的にはどんな感じ?

Yuko
Yuko

例えば、「犬のしつけ」についての記事だとすると、

「愛犬と楽しく学ぼう!初心者でも簡単な犬のしつけ方法5選」

このように、キーワード(犬のしつけ)を含みつつ、具体的な記事の内容が想像できるタイトルになっています。

メタディスクリプションの最適化

メタディスクリプションは、検索結果に表示される説明文です。(以下赤枠の部分です。)
結構ここ読みますよね。そのサイトに入るかどうか重要な判断基準にもなります。

最適化のポイント:

  • 記事の内容を簡潔に要約する
  • 重要なキーワードを自然に含める
  • 120〜160文字程度に収める

例えば先ほどの犬のしつけの記事なら:

120〜160文字…実際に考えるの難しそう…

Yuko
Yuko

例えば先ほどの犬のしつけの記事なら、

「愛犬のしつけに悩んでいる初心者の飼い主さん必見!簡単で効果的な犬のしつけ方法を5つご紹介。愛犬との絆を深めながら、楽しく学べるコツも解説しています。」などです。

このように、記事の内容を簡潔に説明しつつ、キーワードも自然に含めています。

適切な見出し(H2, H3など)の使用

見出しタグ(H1, H2, H3…)は、ページの構造を明確にし、ユーザーと検索エンジンの両方にとって重要な役割を果たします。
利点は、上記で説明した「なぜサイト構造が重要なの?」「内部リンクを適切に配置する」の利点と同じです。

え?見出しタグの使い方にも決まりがあるの?

はい、基本的なルールがあります。

  1. H1タグは通常、ページのメインタイトルとして1つだけ使用します。
  2. H2, H3…は、コンテンツの階層構造に従って使用します。
  3. 見出しはスキップせず、順番に使用します(H2の後にいきなりH4は避けましょう)。
  4. 見出しには重要なキーワードを含めると良いでしょう。

URL最適化

URLも重要なSEO要素の一つです。最適化のポイント:

  • 短くシンプルに
  • キーワードを含める
  • 日本語や特殊文字を避ける

例えば、「https://example.com/dog-training-tips-for-beginners」のようなURLなら、短くてキーワード(dog training)も含まれていて、SEOに効果的です。

まとめ

内部SEO対策は、以下の3点を押さえることが重要です。

  1. サイト構造を最適化する
  2. メタタグの最適化と適切な見出し
  3. URLを最適化する

一度にすべてを完璧にする必要はありません。少しずつ、できるところから始めていきましょう。
例えば、新しい記事を書くときに、タイトルタグとメタディスクリプションを意識してみるだけでも大きな一歩です。次回の【SEO第5回講座】では、「サイト速度改善」について詳しく解説します。

Yuko
Yuko

サイトの表示速度もSEOに大きく影響するんです。

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